1月20日心の会「安冨歩トークライブless is moreを生きるとは~わたしもこどももありのまま」開催レポート


安冨歩トークライブ

「less is moreを生きるとは~わたしもこどももありのまま~」


2020年1月20日(月)平日お昼間にも関わらず、会場の大阪本町にある難波神社会館には、大人93名様、小中高生以下11名様がお集まりくださいました


安冨さんが伝えておられる著書や考察は多岐に渡れど、伝えておられることの一つがその時の私にぴったりとフィットして、何とも言えない安心感のようなもの、すら感じたのを

今でもはっきりと覚えています


安冨さんにお会いしたい


恐れ多いながらもless is moreが大切にしたいと思っていることと相通じるものがあることに感動した私は、ぜび安冨さんにless is moreを語ってほしい、また、ありのままを生きるとはどういうことなのかをless is moreが作る場でお話しいただきたい、と今回のオファーをさせていただきました


そんな経緯があって実現した大阪初のトークライブ


less is more とはドイツの建築家ミースファンデルローエのとても有名な言葉であり、東洋思想や仏教的な考えの影響を受けたものと考えらる

しかし、ローエの捉え方は私たちが考えている、less is moreの概念とは180度違ったものであること


ローエが考える無駄なもの、つまり、伝統や地域性、装飾性を極限までそぎ落とし、どこの地域においても、どんな用途においても使用できるような機能性を突き詰めていく、その過程で生まれたのがless is moreという言葉だったのではないか

そして私たちless is moreが言わんとしていることはむしろローエが削り落した部分、なのではないか、と


その場でしっかりと聞くことのできなかった安冨さんの言葉を改めて動画でひとつひとつ振り返り、あの短時間で私たちの活動の本質を、さらには私たち自身でさえも明確に出来ていなかったふわっとした、だけれども核であり大切にしていくべき部分を、ローエの建築をなぞる考察によって言語化してくださったことは、本当に貴重で心躍る時間だったのだと噛みしめ直しました


less is moreという有名な言葉一つとっても、それを見聞きする人がどこで生まれ、何を見て、何を感じてきたかで言葉から受ける印象は180度違うこと


そして伝えたいと思っていることが100%誰かに伝わるということはほぼ奇跡であり、感じ取り方に至っては、全くもってその人にゆだねられていて、コントロールできるものではないこと


それを改めて感じたと同時に、立場やしがらみ、こうあるべきという歴史的背景に基づいた価値観から、一人一人が本当の意味で自由になり自立をすることの必要性を感じました



近代国家が形成される過程において作られてきた体制や、立場主義人民共和国とは言い得て妙


その価値観はもはや今の世の中にはフィットしなくなり、環境問題しかり教育問題しかり政治問題しかり、あらゆる場面で、ほころびが生まれているのは明白


であるにも関わらず、それに気付かず、○○を作れば経済効果があるだの、○○大学に入れば安泰だだの、言っている根性がわからない


全くその通りなのであって、未だもってして気付かない人たちを前にして、そのほころびに気づき始めたここに集えし私たちに何ができるのか、、、、



子どもを守ろう


私たちは今までの価値観、社会の中でしか生きてきていない


だとしたら、これからの新しい価値観、世の仕組みは子どもたちにお任せするしかない


大人のカチカチの当たり前、正しさを

決してこどもたちに押し付けることはあってはならない


一人のサル(ヒト)として、埋め込まれた感情ではなく、真の、本当の感情で、こどもと向き合うことそれが必要だ、と


こどもが大人に忖度しない、大人はこどもを甘やかさない(=真の感情で向き合う)


難しいけれど、それをしていくこと



安冨さんの話がいつも軽やかなのは、問題に執着するのではなく、飄々とそのまんまでしなやかに生きている(ように見える)から


聞いている人が瞬時に理解できないような、歴史的背景に基づいた深い話を淡々としながらも、その場に集った人たちの空気を敏感に感じ取り話の流れを作っていく


意識してなのか意識されずなのか私には到底分からないけれど、安冨さん自身のあり方そのものに、私たちがこの生きづらく感じる今の、これからの日本をしなやかにゆるやかに、のらりくらりと生きていくヒントがたくさん詰まっているように感じました


どんな自分でもここにいていいんだ、という安心感、今回いただいたような場を、たくさん作っていくこと


「生活の中に根差し、日常のすぐ近くにある」ということを大切にしながら、これからも粛々とless is moreの活動を続けて参ります


感じることはその他にもたくさんありましたが、みなさんが感じられたままを大切に、それぞれがそれぞれを安心感の中で生きられますように


当日あの場に来てくださったすべての方と心を寄せてくださったすべての方に、最初から私たちless is moreを深く理解し、心からのサポートをしてくださった中小路さんに、そして深く大きな愛をもってトークをしてくださった安冨歩さんに心から感謝いたします


本当に素晴らしい時間をありがとうございました


less is more  浅田万葉



less is more

あたらしいだんらんの場所 わたしたちが考える less is more ~より少ないことはより豊かである~を 心のこと、身のまわりのこと・もの を通して伝えていきます

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